Waterproof
防水工事/アクリル系塗膜防水
Acrylic waterproof coating
アクリル系塗膜防水
アクリル系塗膜防水は、水性アクリル樹脂を使った塗膜防水工法で、環境にやさしく、施工性にも優れた防水方法です。
特に外壁や屋根、金属面などの複雑な形状に対応しやすく、改修工事にもよく使われます。
特徴としては、水性塗料が主流となり、VOC（揮発性有機化合物）の放出が少なく、臭いも控えめで安全性が高いです。
また、伸縮性があるので下地のひび割れにも追従しやすく、外壁の防水や補修に向いています。
塗るだけで施工可能でローラーや刷毛で簡単に塗布でき、複雑な形状にも対応可能です。
メリット
・環境配慮型：水性タイプが多く、臭気や火気の心配が少ない
・施工が簡単：一液タイプなら混合不要でDIYにも対応可能
・金属屋根にも使える：ウレタンでは難しい金属面にも密着
デメリット
・耐久性はウレタンよりやや劣る：紫外線や摩耗に対しては定期的なメンテナンスが必要
・職人の技術に左右される：塗りムラや厚み不足が防水性能に影響
・材料費がやや高め：ウレタン系よりコストが上がる傾向あり
向いている建物
・外壁（ひび割れ対策）
・金属屋根（トタン・折板など）
・屋上・ベランダ（遮熱タイプもあり）
・タイル壁（目地からの浸水防止）
アクリル系塗膜防水は、環境性能と施工性を重視したい方におすすめです。特に改修工事や金属屋根など、ウレタンでは難しい場面で力を発揮します。
